身体に自覚症状が出た時はもう簡単には治らないんですね。
私が病院へ行くきっかけは、手の人差し指が腫れ上がり、痛くて曲げられなくなったからです。
バイキンでも入ったのかな、と整形外科へ行きました。
私の手を見た先生は、すぐにレントゲンを撮り、血液検査と尿検査を行ないました。
整形外科で血液検査と尿検査なんてどうしてだろうと訝しく思いました。
その時は、痛み止めと湿布を出してもらい、２週間後に来るように言われ帰りました。
湿布を貼るとなんだか腫れが落ち着いてきたので、きっと知らないうちにぶつけたのかもしれないと、呑気に思っていました。
２週間の間にすっかり元通りだったのですが、予約をしていたので、一応再度受診しました。
結果は、「関節リウマチ」でした。
それも初期ではなく、既に足の指に変形が出て来ていたのです。
半年前に足の指が痛かった事を思い出しました。その頃にはもう変形が始まっていたのかもしてません。
それから、色々な説明を聞きましたが、頭に入りませんでした。
「この病気はまだ完治できる薬がないので、骨の変形を止める治療を頑張りましょう。」
この言葉だけ覚えています。
完治できない。治らない。骨が曲がっていく。
どっと疲れが出ました。
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